会社ホームページに必要な内容とは?必須コンテンツや作成ポイントを詳しく解説!

石川県金沢市を拠点に、ホームページ制作を行っているワイウェブ(Yweb)です。
「ホームページを作ろうと思ったけど、何を書けばいいか分からない」 そんなふうに悩んでいませんか?
ホームページは会社の顔です。
ですが、いざ作ろうとすると「何が必要なのか」「どこから手をつければいいのか」分からず、手が止まってしまう方も多いです。
この記事では、ホームページ初心者の方にもわかりやすく、会社ホームページに最低限必要な内容や、失敗しないためのポイントを丁寧に解説していきます。
ホームページを作成する目的
ホームページは「なんとなく持っているだけ」では効果が出ません。
構成を考える前に、まずはホームページを作成する目的を明確にしましょう。
会社がホームページを作成する目的として、以下のようなものがあげれます。
- 会社の信用力を高めたい
- 新規のお客様を獲得したい
- 求人応募を増やしたい
- 既存のお客様への情報提供を充実させたい
目的によって、載せるべき内容や力を入れるポイントも変わってきます。
「なぜ作るのか?」を考えることが、成功するホームページ作りの第一歩です。
関連記事:ホームページの目的とは?具体例や明確化の重要性についてプロが解説!
会社ホームページの必須コンテンツ
それでは、会社ホームページを制作するなら絶対に入れておくべきコンテンツをご紹介します。
これからホームページを作ろうとする方にとって、「どんなページを用意すればいいのか?」は最初の悩みどころかもしれません。
結論から言うと、以下の5つはどの業種でも必ず入れておくべきものです。
- 会社概要(店舗情報)
- 事業内容(商品・サービス紹介)
- お問い合わせ方法
- プライバシーポリシー
会社概要(店舗情報)
会社概要ページは、訪問者に「この会社はどんなところか?」を伝えるためのものです。
たとえばお客様が「問い合わせてみようかな」と思っても、会社の所在地や代表者などの情報がないと不安になりますよね?
最低限、次のような内容は載せておきましょう。
- 会社名
- 所在地(住所)
- 連絡先(電話番号、メールアドレス)
- 代表者名
- 設立年月日
- 事業内容
- 資本金
これらは、「信頼できる会社かどうか」を判断するための材料になります。
できるだけ正確に、わかりやすく記載するようにしましょう。
なお、飲食店や美容室、整体院、サロンなどの店舗型サービス業の場合は、こうした「会社概要」という形式ではなく、「店舗情報」として掲載するのが一般的です。
お客様がはじめて訪れる際に不安を感じないように、「営業時間・定休日」や「アクセス方法(最寄り駅)」などの情報を掲載しておくとよいでしょう。
事業内容(商品・サービス紹介)
ここは会社が「何をしているのか」を詳しく伝えるコンテンツです。
訪問者の多くは、このページを見て「この会社に依頼すべきかどうか」を判断します。
掲載する内容としては以下のようなものがあります。
- 提供している商品・サービスの具体的な内容
- 他社との違いや強み(例:地元密着、創業30年など)
- どんなお客様に向けたサービスか
- 料金プラン(可能であれば明記)
文字だけでなく、写真・図解・イメージ図などを使うと、より伝わりやすくなります。
たとえば「外壁塗装サービス」の場合、施工前後の写真や作業風景を載せると効果的です。
このページがしっかりしていると、お問い合わせや成約につながりやすくなります。
お問い合わせ方法
「問い合わせしようと思ったのに、連絡先が見つからなかった」
こんなことでお客様を逃してしまうのは、本当にもったいないことです。
ホームページには、誰でもすぐに見つけられる場所に「連絡方法」をわかりやすく記載しておきましょう。
理想的なのは、お問い合わせフォームを用意することです。
フォームなら、訪問者が思い立ったときにすぐに連絡でき、企業側も問い合わせ内容を整理して受け取ることができます。
フォームを作るのが難しい場合は、電話番号やメールアドレスを、分かりやすい場所に載せましょう。
プライバシーポリシー
プライバシーポリシーとは、個人情報の取り扱いについて会社がどのように対応するかを記載したページです。
たとえば「お問い合わせフォーム」で名前やメールアドレスを入力してもらう場合、それらの情報をどう取り扱うかを明確に伝える必要があります。
特に最近は個人情報保護への意識が高まっているため、ほぼ必須といってよいでしょう。
できれば入れた方がいいコンテンツ
ここから紹介するのは、会社ホームページに必須ではないものの、可能であれば取り入れたいコンテンツです。
こうした内容を加えることで、会社の魅力がより伝わりやすくなり、信頼性の向上やお問い合わせの増加にもつながります。
- 企業理念、ビジョン
- 代表あいさつ
- 沿革
- 実績・お客様の声
- よくある質問
- 新着情報・ブログ
- 採用情報
企業理念、ビジョン
企業が「どんな想いで事業を行っているのか」「どこを目指しているのか」を伝えるページです。
たとえば、社会や地域にどのように貢献したいのか、どんな価値を提供し続けたいのか、といったことを言葉にすることで、共感を生みやすくなります。
代表あいさつ
代表者の人柄や考えを直接伝えられるページです。
事業を始めた経緯や、サービスに対する想い、お客様やスタッフへのメッセージなどを書くことで、人間味や誠実さが伝わります。
沿革
会社のこれまでの歩みを紹介するページです。
設立の年、主な転機、サービスや拠点の拡大、受賞歴やメディア掲載などを時系列でまとめておくと、信頼性や安定感を伝えられます。
実績・お客様の声
これまでの仕事の内容や、実際のお客様からの評価を紹介するページです。
実績のある会社かどうかを判断する材料になるため、写真や説明付きで紹介できると効果的です。
「この会社は自分と似た業種のお客さんにも対応しているんだな」と感じてもらうことで、問い合わせにつながる可能性が高まります。
よくある質問
問い合わせの前に、多くの人が抱きやすい疑問に答えておくページです。
料金やサービスの流れ、納期、対応エリアなどをあらかじめ載せておくことで、問い合わせのハードルを下げられます。
また、よくある質問に対応しておくことで、問い合わせの内容がより具体的になり、やり取りの手間が減るというメリットもあります。
新着情報・ブログ
サービスの更新情報や、お知らせ、ちょっとした業界コラムなどを掲載するコンテンツです。
定期的に情報が更新されていると、「今もきちんと運営されている会社なんだ」と伝わり、信頼性が高まります。
採用情報
求人募集を行っている場合は、採用専用のページを設けておくと安心です。
職種や業務内容、勤務条件、会社の雰囲気などを伝えておくことで、応募者とのミスマッチを防ぐことができます。
業種別ホームページの構成例
業種によって重要なポイントが異なるので、それぞれの特徴に合わせた構成を考えましょう。
以下は、よくある業種ごとに「最低限このページは用意しておきたい」という構成の一例です。
| 業種 | ホームページの構成例 |
|---|---|
| 飲食店 | トップページ、店舗情報、メニュー、予約(お問い合わせ)、採用情報 |
| 美容室・サロン | トップページ、店舗情報、施術メニュー、スタッフ紹介、予約(お問い合わせ)、採用情報 |
| 小売業 | トップページ、店舗情報、商品紹介、お問い合わせ、採用情報 |
| 製造業 | トップページ、会社概要、製品情報、導入事例、お問い合わせ、採用情報 |
| 建設業・工務店 | トップページ、会社概要、サービス内容、施工事例、お問い合わせ、採用情報 |
| 士業(弁護士・税理士など) | トップページ、事務所紹介、対応業務・サービス、料金案内、お問い合わせ、採用情報 |
| 学習塾・スクール | トップページ、教室紹介、コース案内、料金案内、お問い合わせ、採用情報 |
| 医院・クリニック | トップページ、医院(医師)紹介、診療科目、診療時間・アクセス、予約(お問い合わせ)、採用情報 |
| IT・システム開発 | トップページ、会社概要、サービス紹介、開発実績、お問い合わせ、採用情報 |
たとえば飲食店の場合、メニューや予約情報がとても重要ですし、建設業や製造業なら「これまでの実績や施工事例」が信頼感を大きく左右します。
また、美容室・サロンのようなサービス業では「スタッフ紹介ページ」があると、はじめての来店への不安を和らげる効果があります。
業種ごとの特性やお客様が重視するポイントを意識しながら、構成を最適化することが、効果的なホームページづくりにつながります。
会社のホームページ制作でよくある失敗例
会社のホームページは、単なる情報発信の場ではなく、ビジネスの顔となる重要なツールです。
ホームページ制作においてよくある失敗と、それを避けるためのポイントを紹介します。
目的があいまいなまま作り始める
ホームページ制作を始める前に、目的を明確にしましょう。
目的が不明確なままだと、デザインやコンテンツが散漫になり、効果的な運用ができません。
たとえば、集客を目的にするのか、ブランドの認知度向上を狙うのか、それともオンラインでの取引やサービス提供が主な目的なのか、目的に応じてコンテンツやデザインが異なります。
まずは「誰に向けて」「何を提供するか」を明確にすることが大切です。
情報が少なすぎる・古すぎる
ホームページは一度作って終わりではありません。
訪問者が必要とする情報をしっかり提供し、定期的に更新することが求められます。
情報が少ないと信頼性が低く感じられ、逆に古すぎる情報が載っていると、会社の信頼性にも影響します。
たとえば、事業内容やスタッフ紹介、お知らせなどは常に最新のものを掲載し、特に業界のトレンドに合わせた情報を更新することで、訪問者にとって魅力的なサイトとなります。
お問い合わせまでの導線が分かりにくい
訪問者が簡単に問い合わせできるよう、適切な場所に明確なリンクやボタンを配置しましょう。
たとえば、トップページや各ページの目立つ場所に「お問い合わせ」ボタンを設置し、フォームへの導線をスムーズにします。
また、電話番号やメールアドレスもわかりやすく表示し、訪問者がすぐに連絡を取れるように配慮することが重要です。
特に、モバイルユーザーに配慮したデザインも大切です。
まとめ
ホームページは、ただ作るだけでは意味がありません。
目的に合った内容をしっかり用意し、訪問者にとってわかりやすく、信頼できるサイトにすることが大切です。
この記事を参考に、まずは「自社にとって必要なコンテンツ」を整理してみてください。
そして、もし「自分たちだけでは難しいかも」と感じたら、ワイウェブ(Yweb)までお気軽にご相談ください。
あなたの会社にぴったりのホームページづくりを、全力でサポートいたします。