ホームページが必要な業種とは？すぐに必要ない業種についても紹介！

石川県金沢市を拠点に、ホームページ制作を行っているワイウェブ（Yweb）です。

多くの企業やお店がホームページを持つ時代。
実際に約半数の企業のホームページが開設しており、年々その割合は高まっています。

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そんな中、「うちはまだホームページがなくても大丈夫？」と不安に感じる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、「ホームページが本当に必要な業種」と、逆に「今すぐに必要ではないかもしれない業種」について、わかりやすく解説していきます。

ホームページが必要な5つ業種

ホームページが役立つ業種はいろいろありますが、ここでは特に次の5つのタイプを紹介します。

1. 店舗型ビジネスの業種
2. 専門性が問われる業種
3. 小売業（ECサイト）
4. 緊急性が求められる業種
5. デリケートな悩みや不安に関連する業種

1. 店舗型ビジネスの業種

飲食店、美容室、旅館、塾などの店舗型ビジネスにおいては、いかに予約やお問い合わせを増やすかが非常に重要です。
そのためには、ホームページを活用することが効果的です。

ホームページにお問い合わせ・予約フォームを設置することで、お客様の予約の負担が減らすことが可能になります。
また、電話でのお問い合わせと異なり、営業時間や場所に捉われることが無いので、新規のお客様の取りこぼしを防ぐことができます。

加えて、SNSやポータルサイトでは限られた情報しか伝えられないのに対して、ホームページではお店の「こだわり」や「雰囲気」を伝えることができます。
これによって、お店の魅力をより深く知ってもらい、他店との差別化を図ることができます。

関連記事：飲食店はホームページいらない？制作の必要性についても解説

2. 専門性が問われる業種

税理士、行政書士、建設業、製造業、不動産に関わる業種は、専門的な知識（技術）と信頼性が必要な業種です。
そのため、高額で契約までの検討期間も長くなる傾向があるため、ユーザーはホームページなどを通してじっくり情報を集めます。

過去に制作を担当した社労士さんの場合でも、「お客様が事前にホームページを見て比較・検討していることが多く、ホームページの必要性を強く感じた」という声がありました。

また、これらの業種は「〇〇市 税理士」「〇〇県 リフォーム」など地域＋業種で検索されることが多く、上位に表示することができれば多くのユーザーを集めることができます。

3. 小売業（ECサイト）

自社の商品をネットで販売したい事業者にとって、ホームページは「オンライン店舗」そのものです。

ネットショップ専用のモール（楽天やAmazon、BASEなど）を使う方法もありますが、自社ホームページを持つことでブランド構築や差別化がしやすくなります。

たとえば、以下のような事業者におすすめです。

• アパレル販売
• 食品・スイーツ
• 雑貨・インテリア小物

また、「よくある質問」「ご注文の流れ」「送料や支払い方法」などのページも用意しておくと、お問い合わせや受注対応がスムーズにできます。

4. 緊急性が求められる業種

「水漏れ」、「カギの紛失」、「トイレの詰まり」など、「今すぐ対応してほしい！」というケースでは、まずは手元のスマホで検索して近くの業者を探すケースがほとんどです。

「料金」「受付時間」「対応エリア」「依頼方法」などをきちんと記載しておくことで、スムーズにお問い合わせにつなげることができます。

また、「悪質業者ではない」と伝えるためにも、シンプルでもちゃんとしたホームページがあること自体が信頼材料になります。

5. デリケートな悩みや不安に関連する業種

人にはなかなか相談しづらいデリケートな悩みや不安に関連する業種はホームページの存在が重要です。
なぜなら、誰にも知られずに、まずは自分で情報を集めたいと考える傾向があるからす。

たとえば、以下のような業種が該当します。

• 浮気調査
• カードローンやキャッシング
• 美容整形
• カツラやシワ取り

こうした業種では「誰にも相談できないけれど、なんとか解決したい」という心理状態のユーザーが多く、まずはホームページなどで情報を集めるケースが多いです。

今すぐにホームページが必要ではない業種

続いて、ホームページが今すぐに必要ではないかもしれない業種についても紹介します。

1. 紹介制や口コミのみで成り立っている業種
2. 訪問営業や対面営業が中心の業種
3. 地域密着型の小規模な業種

1. 紹介制や口コミのみで成り立っている業種

すでに顧客が固定されていて、新規をあまり受け入れていない場合は、無理にホームページを作らなくても問題ないかもしれません。

2. 訪問営業や対面営業が中心の業種

主にBtoB（法人相手の取引）を行っている企業の中には、「営業担当者が顔の見える関係や既存のネットワークで案件を獲得している」ため、ホームページからの新規問い合わせを重視していないケースもあります。

3. 地域密着型の小規模な業種

個人経営の八百屋、クリーニング店、弁当屋など、小さな集落の中で商売をしており、お客さんはみんあ顔見知りというケースもあります。
このような場合は、ホームページよりもチラシや口コミのほうが効果的なこともあります。

さらに、こうしたお店は1回の取引の金額（単価）があまり高くないため、ホームページを作ったり運営したりするコストに見合わないこともあります。

今すぐ必要なくてもホームページは信頼性のために重要

以上、業種別にホームページの必要性について説明してきました。

ただ、インターネットが普及している現代においては、今すぐに必要のない業種についても信頼感や安心感を伝える場としてホームページを持っておくことが望ましいです。

企業について調べようと思った際に、必ずと言っていいほどGoogleなどで検索してホームページが見られる時代。
その際、何も出てこなかったり、デザインや情報が古いサイトしか出てこなかったら怪しい会社だと思われてしまうかもしれません。

たとえば、はじめての商談相手の会社について事前に知りたいと思った時に、検索しても何も情報が出てこなかったら、不安になりませんか？

ホームページがないデメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事：ホームページがない会社はどう見られている？デメリットは？

ホームページをはじめて作るときは、ちょっとハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、いきなり大がかりなサイトは必要ありません。

会社概要や事業内容など、最低限の情報だけを掲載したホームページがあれば十分なので、まずは簡易的にはじめるてみるのもおすすめです。

ホームページを制作する前に知っておきたいポイント

ホームページは、ただ作るだけでは効果が出ません。
制作前にいくつかの重要なポイントを押さえておくことで、より効果的なサイトを作ることができます。

ホームページの目的を明確にする

まず、「なぜホームページを作るのか？」という目的を明確にしておきましょう。
以下のような目的の違いで、デザインや構成、必要な機能も大きく変わります。

• 会社や事業の信用力を高めたい
• お問い合わせや購入、予約につなげたい
• 求人応募を増やしたい
• 既存顧客に最新情報を届けたい

目的を明確にすることで、「見せるべき情報」や「設置すべきコンテンツ」が整理され、効果的なホームページになります。

関連記事：ホームページの目的とは？具体例や明確化の重要性についてプロが解説！

ターゲット（想定するお客様）を考える

「誰に見てもらいたいか？」を意識することも非常に重要です。

• 年代、性別、地域、ライフスタイル
• 利用デバイス（スマホユーザーか、パソコンユーザーか）
• はじめての人か、リピーターか

ターゲットを明確にしておくことで、顧客に合わせたアピール方法が選定しやすくなり、ホームページの訪問経路の設計（検索やSNS経由など）にも役立ちます。
また、ターゲットに合わせてデザインや文章のトーンを調整することで、より伝わるホームページになります。

制作後の集客・アクセス対策も重要

ホームページは「作れば人が来る」わけではありません。
Googleで検索されたときに上位に表示されるよう、SEO（検索エンジン最適化）や、SNS・広告との連携も意識する必要があります。

特に「金沢市 美容室」「石川県 税理士」など、地域名＋業種名の検索対策は、多くの中小企業やお店にとって有効です。

まとめ

以上、紹介してきたように、ホームページの必要性は業種やビジネスのスタイルによって異なります。

しかし、ホームページは企業や組織の信頼性を高める上で重要な手段と言っても過言ではありません。

まずは名刺代わりのホームページから始めて、徐々に育てていくのも一つの方法です。

ワイウェブ（Yweb）では、1ページから始められるお手頃なプランもご用意しています。

吉田尚浩

美術大学卒業後、新卒で都内のWeb制作会社にデザイナーとして入社。大手企業のコーポレートサイト、採用サイトなどの構築や運用に携わる。その後、吉田紙業株式会社に入社し、「ワイウェブ（Yweb）」をスタート。